12.港の五番町

作词:阿久悠
作曲:彩木雅夫

港 港の町で 浮世流した果てに
ここへたどりつく たどりつく
小窗にゆれている いさり火见つめ
游ぶだけ 游んだら
消えて行く男をおもい出す
どこにでもあるような港の五番町

浮气鸥を真似て しゃれて恋した果てに
ひとり泪ぐむ 泪ぐむ
小雨の栈桥に ちぎれたテープ
さよならの そのあとは
何もない他人に戻りましょう
どこにでもあるような港の五番町

雾の深さにかくれ もえてすがった果てに
そっとあきらめる あきらめる
小指にのこされた 痛みに耐えて
消えて行く まぼろしを
目をとじてさびしく追っている
どこにでもあるような港の五番町